東福茶宴では、下記のお茶を無料でお楽しみいただけます。

普通煎茶

深澤清馥

(みさわのせいふく)

御開山様の御生家の分家にあたる故・米澤博氏がその生涯のほとんどを費やし研究育種されたものです。

最晩年、地区の民生委員に「この土地に合う品種を見つけたい。見つかることを楽しみに続けてきた。

いくつかの中から世に出せたら」と、告げたそうです。

静岡県茶業研究センターのお力をお借りして6年の調査を経て、今年収獲しました。

お茶銘は、聖一国師が開山された京都東山の大本山東福寺三〇五世原田融道管長猊下によるものです。

お茶好きの皆様のご意見をお聞かせいただければと思います。


呈茶/栃沢茶を育てる会



深澤清馥は第78回全国茶品評会(令和6年)で3等に入賞しました!

お茶の収穫を支えてくれたボランティアの皆様や、一年間お茶の管理をしてくれている「栃沢茶を育てる会」の皆様の努力により、令和6年 第78回 全国茶品評会 3等 入賞いたしました! (品種は、やぶきたとなっていますが、故・米澤博氏による自家育成種です)

なお、令和7年の品評会には出品しておりません。

「全国茶品評会」とは・・・

全国茶品評会は、全国お茶まつりの主要行事の一つ。全国の生産者がお茶の出来栄えを競う品評会で、全国茶生産団体連合会が主催し、1947年から毎年開催しています。

審査部門は、普通煎茶、深蒸し茶、かぶせ茶、玉露など8カテゴリに分類され、部門ごとに最高賞・「農林水産大臣賞」を目指します。「農林水産大臣賞」の受賞はお茶生産者の長年の夢です。

全国茶品評会の審査は「官能審査」。官能審査には、茶葉の形状や色沢を審査する「外観審査」と、熱湯で抽出した浸出液の色、香り、味(滋味)を審査する「内質審査」があり、茶の審査技術を持った専門家が実施します。項目ごとに配点基準が設けられており、各項目の合計得点で順位を付け、1等から3等までを入賞とします。また、茶種ごとに審査成績が優秀な市町村に対して贈られる「優秀産地賞」も設けられています。

第78回全国お茶まつり静岡大会実行委員会HPより